とにかく、今回の第1回開催は
何でも有りOK。「参加する事に意義有り」の精神で開催を決定。2000年5月21日、
記念すべき日となりました。しかし本当に皆さんが作って参加してくれるのか、もし
自分のCarだけだったら,シヤレにもならず、そんな心配ばかりの日々がつずき、
又、電子メールでも何度か「ケシ掛け」を試みたものの,今一つ反応は少ない、しか
し,5月21日が近ずくにつれ、出るワ、出るワ、エントリーが,最終的に何と、13
台ものCarが参加決定。
一方、ボード製作についてもレギュレ−シヨンが無
く,雑誌の写真のチエッカーボードの升目を計側しながら,全体のサイズを推定する
等、ゴールデンウィークの2日間つぶし,家族の視線を気にしながら、手に豆を作り、
「大奮闘」。大きすぎる事でもあり、2つ折りにしたが,長さが2445mm、なん
とかローバーの後部座席を倒し,収納、ホテルへ、1週間前の14日,納品完了。後は
SさんとHさん、の勝上がり表、コンクールの投票用紙の製作、そして,私が最後に
勝者のトロフィーの製作と、全ての準備が済んだのは5月19日(金)の深夜でし
た。
当日、ラリー、昼食後、12時25分、早い目にスタートさせてもらい一
路会場へ。はやる気持ちを抑え、きっちりと時間どうりに合わせ,1時16分会場到着、
準備の開始です。全てネジで組み立て式にしたので思ったより早く滑走ボード完成。
ルール説明
後、いよいよ試走、平面10mでゴールラインを引いたが,斜度5度
ではゴールを切るCarが少なく、急遽斜度5度用のゴールライン引き2本立て、いよい
よ第一ヒート、5度のスタートです。私自身も変に緊張して、スタートフラッグを振
る、第一組をなんとかゴールさせる事ができました。バンザーイ!です。それ以後
,車同士クラッシュするものあり、サイドに当たり横転するもの有り,バラバラにな
るもの有り、一喜一憂の各レース。 次に第2ヒート,斜度20度へ。皆さん思った
より20度の急な斜面に「角度チエック」の声、確認。納得。5度と違って,速い、速
い、RCCRの醍醐味は
この角度に有りと思われるぐらい,皆さん興奮、Sさんのお子さ
んと対戦したS氏、「大人ゲないヨ!」の声、しかし目を輝かせ、真剣です。スター
ト前に「壊れてもいいですネ!」の念を推し,「いいですヨ」と言ったものの,皆さん
心中穏やかでなく,クラッシュ続出、再レースを繰り返しながら、予想どおり。第1ヒ
ート,第2ヒート共ゼッケンナンバー2,セシルキンバー乗車のオールドナンバーワン
モデル、ロッカーカバーカーならず,イグニッションコイルカーがダントツの速さで
優勝をさらいました。
しかしながら,本来第1ヒート、第2ヒート、25度で
の決勝が見られなかったので
急遽第1ヒート2位と第2ヒート2位のCarで非公
認?でゼッケンナンバー1と3でレース再開、勿論,壊れるのを承知に上?でスター
ト、クラッシュして,再レース3が勝ち
をさらいました。非常に盛り上がり、大
人?子供、女性も興奮気味の中,メデタク終了しました、これで何とか一安心、ホッ
トした北琵琶湖で大人が子供心になった一日でした。
一方、コンク−ルデレ
ガンスは皆さん、凝る、凝る、オールドナンバーワンモデル有り、フエンダ−付き、
ハンドル付き、バンバー付き、ラジエター付き、シヤーシ付き、メーター付き、正に
本格的なレーサーそのものです、中にはS氏のロッカーカバーに似せた木の削り出し
の偽ロッカーカバー,レースが済んでバラさないと解からなかったぐらい上手く出来
ていたオールドナンバーワン、どれも工作技術は非常に高
いものばかり、
さすがMG メカニックたちの作品郡、まず本場物と比べて見ても引け劣らな
い程の出来栄えで,第1回目にしてはよく出来あがっていました、(直進性は別にし
て)そし
て,その中からコンクールの投票でしたが,合計27票の投票でゼッ
ケン5と11が
同数で勝上がりの多かった11が第1回コンクールデレガンス
,栄えの勝者となりま
した。ちなみに,コンクール以外の車67年MG1100
Mk1に投票した人もおられ,笑
いの中次のスケジュールと進んでいきました。
情報によりますと、今年の軽井沢MG DAYでもエキシビジョンとして,開催す
るょうなお話や、ポルシエ クラブよりの対戦の申し込み等も噂ではありました。
とにかく、「直進性と速さ」を求め、「工作心」と「想像性」と「アイデ
ア」と、そして「遊び心」をもってこれからも参加してください。
できれば、
次回は、Carの性能も向上していることも考えられ,もう少し,レギュレ−
ヨンを
厳しくして,面白、おかしく、できればと思います。
最後に、記念すべき日本
初の第1回RCCR参加者とゼッケンナンバーは次のとうりで
す。(ゼッケンは自
分の乗車しているMGの古い順よりしたつもりですが、手違いで少
し狂いまし
た、ゼッケン24は4を縁起を担ぎカットした為、14にしたかったので
すが
1が無かったので24になりました)
ゼッケンナンバー 使用エンジン
( 1) N事務局長 Aタイプ
( 2) H TC用点火コイル レース優勝
( 3) U会長 Bタ イプ
( 5) N氏 XPAG
( 6) K氏 A
( 7) I氏 不明
( 8) N副会長 A
( 9) T氏 A
(10) H氏 A
(11) H氏(名古屋MGCC)不明 コンクールデレガンス優勝
(12) S氏 木製
(13) S氏 A
(24) M氏 B
まーーー、何とかRCCRを皆さんに知って頂くことが出 来ましてよかったと思っています。
お疲れ様でした。
写真
レース風景、スタート旗をふるのは提唱者のNさん。
Nさんの2号車(5番)と優勝のHさんのクルマ(2番)
コンクールデレガンス優勝のHさんのクルマ(11番)
凝ったロッカーカバーレーサー 1番、N事務局長のクルマ
3番、U会長のクルマ
いろいろなロッカーカバーレーサー